１０月９日（水）、パリ13区のESPACE ZENにて助産師シドニーさんとのお話会を開催しました。
フランスでのホームバースの第一人者であるシドニーを囲んで、フランスでのホームバース事情、パリの助産院、出産において一番大切な”安心感のある環境作り”などについて日本人助産師のTomomiさんのお話も交えて、日仏の出産環境や文化の違いなど、色濃い内容となりました！
フランスでのホームバース件数は年間３０００件（２０１８年、フランス全体の出産件数は約８０万件）で、まだまだ少ないとはいえ、女性に優しい、女性の意見を尊重する出産を求める声は年々増えてきています。その結果として今フランス全土で５つの助産院プロジェクトが立ち上がっていて、５年をかけて試験的に運営し良い結果が出れば助産院をもっと増やす予定だそうです。その一つがパリ１２区にある院内助産院のCALM。
助産院の特徴はSuivi globalと言って、妊娠中の検診から出産、産後の検診にいたるまで毎回同じ助産師（もしくはペアで働いているのでその相方）が診てくれます。産みゆく女性も、助産師もお互いをよく知っているので出産がよりスムーズに進みやすいのだそうです。
シドニーの所属しているGroupe Naissenceというグループは助産院ではありませんが、パリ市内（１３区）、もしくは近郊の病院やクリニックに拠点（plateau technique）があり、そこで出産するか、希望者はホームバースを試みることもできます（規定はありますが）。こちらももちろん、女性に優しいSuivi globalをしています。
自宅出産やナチュラルバースについてもっと情報が必要な方は、しあわせバースにご連絡下さいね。Doulaの木村 章鼓 (Akiko Kimura)さんやフランスでホームバースやナチュラルバースを試みた他のママさんと繋がれることでしょう！
◎シドニーを迎えたおはなし会、次回は12月を予定しております。
食べるの大好きだそうで、持ち寄りランチ会になりそうです。お楽しみに！
◎助産院CALMの出産経験のアンケートお答えいただいてます（日本語）→こちら
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次回のしあわせバースは、
11月15日（金）ドゥーラ木村章鼓さんと助産師TOMOMIさんをお迎えしてのお話会です。